
【全文はこちら | 畑と生きる日々 vol.1】
ただ、土に触れていたかっただけかもしれない
こんにちは、コガニックファームの農園主・たかとです。
このブログを読んでくださって、ありがとうございます。
第一回目は、ちょっとだけ僕のことと、
大学を卒業して、いわゆる”ふつうの会社員”
でも、なんだか心の奥がザワザワしていて。
それが何なのか分からないまま、気がついたら、
土に触れていると、不思議と呼吸が深くなるんです。
何かを「生かす」ってことが、こんなに心を救うんだなって。
そんなふうに思いながら、3年前、
【ゼロからひとりで、挑戦。】
はじめはいろんな人に笑われました。よそ者の素人にはできないと。
うまく芽が出なかったり、虫に全部食べられたり、
正直、何度も心が折れかけました。
それでも続けたのは、
「自然のままでも、ちゃんと美味しい野菜ができる」って、
自然栽培は、農薬も化学肥料も使わない。
でも、その分、土と、気候と、自分の五感をフルに使う仕事です。
すぐに答えは出ないけれど、
じっくり向き合えば、必ず応えてくれる。
それって、なんだか人生と似てるなあって、最近よく思います。
コガニックファームの野菜は、派手じゃないかもしれません。
でも、噛んだときに「…お?」ってなるような、
静かに驚きをくれる味を目指しています。
食べたあと、ちょっと元気になれるような。
ああ、こういうのが“生きてる味”っていうのかな、って。
このブログでは、
そんな畑の日常や、季節の野菜のこと、
土の中で起きている小さな奇跡たちを、
ゆるやかに書いていけたらと思っています。
よかったら、畑のすみっこからのつぶやき、
次回は「夏のさつまいも畑で見つけたこと」について、