この選択について

形よりも、味を選ぶということ。

畑では、同じように育てていても、
形や大きさがそろわない野菜が生まれます。

それは、失敗ではありません。
自然の中では、ごく当たり前のことです。


①|規格というものについて

一般的な流通では、
野菜は「形」「大きさ」「見た目」で選別されます。
けれど、それらは味や品質とは、必ずしも関係がありません。
少し曲がっていたり、大きさがそろっていなかったり。
それだけの理由で、食べられるものが行き場を失ってしまう。
その現実に、私たちは違和感を持ちました。


②|コガニックファームの判断

私たちは、見た目だけを理由に、野菜を選別しません。
味わいが整っていること。
安心して食べられること。
その基準を満たしていれば、形や大きさは問いません。
それは特別な取り組みではなく、農園として自然な選択だと考えています。


③|結果として起きていること
この選択を続けていると、畑で生まれたものを、
無理なく使い切れるようになります。
必要以上に捨てるものが出ない。
余計な理由で、選別しない。
結果として、食べられるものが無駄になりにくい。
それは「何かを減らそう」と意識した結果ではなく、
味と向き合った、その先にある状態です。


④|食べる人へ向けて
形がそろっていなくても、味わいは変わりません。
むしろ、時間をかけて育ったそのままの姿だからこそ、
感じられる美味しさがあります。
私たちは、そうしたものを、日々の食卓へ届けたいと考えています。

 


この選択が、
誰かにとって「正しい」と思われなくても構いません。
ただ、「これなら大丈夫」と思えるものを、静かに選べる。
そんなきっかけになれたら、
それで十分です。