都市と畑、そのあいだにある生き方。平日は東京で働き、週末は茨城の畑へ向かう。そんな日々の積み重ねが、コガニックファームの始まりでした。
都会では、毎日がせわしなく過ぎていきます。 けれど畑に立つと、土の匂い、風の音、小さな虫たちの気配が、 ふっと呼吸を深くしてくれる。 「ここに戻ってくると、また頑張れる。」そんな感覚から、この農園は始まりました。
農薬・化学肥料・除草剤は使いません。 野菜が持つ本来の強さを信じ、過剰に手をかけすぎず、 そのままの姿で育っていくのを見守ります。 季節に逆らわず、旬のものしかつくりません。 落ち葉や枝、米ぬかなど、身近な有機物を重ねた土は、 小さな虫たちの働きによって、時間をかけて、ゆっくりと豊かになっていきます。
人の体は取り替えがききません。 だからこそ、「今日の一食」を丁寧に選ぶことは、 これからの人生を丁寧に扱うことと同じだと思っています。 誰と食べるのか。 どんな気持ちで食卓に向かうのか。 その小さな選択の積み重ねが、 心と体の未来を静かにつくっていく。私たちは、そう信じています。
畑には、都会で働くさまざまな人たちが訪れます。 子どもたち、料理人、会社員、クリエイター。 それぞれが自分の軸を持ち、日々を真剣に生きています。 土に触れ、自然の音を感じながら過ごす時間は、 心の奥に、そっと余白をつくってくれる。ここは「農場」でありながら、 自分を整え、感覚を取り戻せる第三の居場所。 また来たいと思ってもらえるような、 静かな時間を、これからも育てていきたいのです。
この畑から生まれたものを、 日々の食卓へお届けしています。
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